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南部地区学童野球 友寄ムムクラーズ初V

 学童軟式野球の第57回県南部地区交流会大会・第11回JAおきなわ南部地区支店長杯・第20回南部広域市町村圏杯(主催・県南部地区少年野球交流会、共催・県野球連盟南部支部、南部広域市町村圏事務組合、琉球新報社、協賛・JAおきなわ南部地区本部)は最終日の19日、八重瀬町の東風平運動公園野球場で決勝までを行った。友寄ムムクラーズが10―9で根差部ベースナインに競り勝ち、初優勝した。

 優勝した友寄は第24回高野山大会(7月、和歌山県)、準優勝の根差部は第7回全日本大会(7月、徳島県)の出場権を獲得。3位の大里シャークスは、第17回千葉市長杯争奪選手権(8月、千葉市)に推薦される。



◇乱打戦、六回に再逆転 4番・幸喜が殊勲打


友寄―根差部 6回無死2塁から同点打を放った友寄の幸喜翔吾=19日、八重瀬町の東風平運動公園野球場(喜瀨守昭撮影)

 乱打戦となった決勝は、終盤で友寄ムムクラーズが逆転し、初めての頂点に立った。根差部ベースナインを追った友寄だったが、四回に打者一巡の猛攻で1点差に詰め寄り、六回に逆転した。金城清仁監督は「打撃で打ち勝つ練習の成果が出た」とし、喜ぶ選手を横目に目尻を下げた。

 初回にランニング本塁打などで2点先制を許したが、その裏の攻撃で佐久川玖海の三塁打を皮切りに玉城貞道、幸喜翔吾、玉城玲樹などの連打で4点を返して逆転。しかし、その後は昨年、全国大会準優勝を経験した根差部打線が爆発し、三回と四回で7得点を許し、大量リードされる。4ー9の劣勢にも、「しっかり声も出ていたので逆転できる雰囲気はあった」(金城拓篤主将)とチームはくじけなかった。

 四回の攻撃で、玉城貞と久保田華舟のランニング本塁打などで1点差に迫った。六回に玉城貞が二塁打で出塁すると、4番の幸喜が高めに来た直球を振り抜き、右前打で同点。玉城玲の投手の足元を抜けた遊撃手へのゴロに、三塁にいた幸喜は「ショートが深かったから行ける」と快足を飛ばし、逆転のホームを踏んだ。

 全国大会出場を目標にするチームは、昨年の全国準優勝チームに勝ったことで自信をつけた。殊勲者の幸喜は「チャンスでしっかり打って、走者がいなくても長打を打ちたい」とさらなるレベルアップを狙い、3月の県大会に挑む。

 (屋嘉部長将)