【うるま】「辺野古埋立て・新基地建設反対の民意を示す県民投票うるま市連絡会」は20日夜、県民投票の事務を拒否している島袋俊夫市長に事務実施を要求する緊急総決起大会を沖縄県うるま市生涯学習・文化振興センター「ゆらてく」で開いた。参加した市民ら約300人は「(事務の拒否は)民主主義の根幹を否定することであり、それを看過すれば政治の劣化を招き、断じて許されるものではない」とする決議文を採択した。
照屋寛之共同代表は「米統治下で選挙権を勝ち取ってきた沖縄の歴史を考えると、有権者の投票権を奪う行為は考えられない」と市長を批判。参加者を代表して決意表明した東智子さん(65)は「新基地建設賛成の人も含め、市長は市民の権利を保障すべきだ。自信を持って頑張っていこう」と呼び掛けた。
最後は、うるま市での県民投票実施に向け、ガンバロー三唱で締めくくった。