【中国時報】観光客の誘致へラッピング電車 台湾と協力、南海電鉄


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 南海電鉄と台湾鉄路管理局(以下、台鉄)が企画したラッピング電気機関車が16日、期間限定運行を開始した。車体を彩るカラーは、関西空港から難波を結ぶ特急ラピートで台湾でもおなじみのラピートブルー。半年間、台湾北部と東部を中心に定期運航を行う。

 車両は、台湾と日本の国旗を配したシンプルなデザインの「日台友好号」と南海電鉄のイメージキャラクター・関空戦士ラピートルジャーや大阪の街並みを配したにぎやかなデザインの「藍武士号」の2両。「藍武士」はラピートが発音しにくいことから台湾で愛称を募集して決まった名称だ。

 南海電鉄は台湾人観光客誘致の目玉としてラッピング電車をさらに増やしていく計画で、将来的には台湾の西路線にも1日1往復運行させ、鉄道ファンの要望に応えることにしている。台湾鉄路でも今年12月に各150セット限定でミニチュアモデルを発売することにしている。