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【石垣】県内一の米どころ石垣島で26日、日本一早い田植えが始まった。
農家の宮城翔伍さん(29)は市名蔵のシーラ原の水田に、超早場米となる青々としたコシヒカリの苗を田植機で植え付けた。
温暖な気候を活用した二期作が盛んな八重山。JAおきなわ八重山地区営農振興センターによると植え付け開始時期としては例年通りで、西表島でも来週には植え付けが始まる予定。
3月20日ごろには完了する見通しだという。
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作付面積は石垣島と西表島の合計で約320㌶、玄米で850㌧の収穫を見込んでいる。順調に生育すれば、5月下旬ごろから黄金色に輝く稲穂が収穫される。
全体で約14㌶の植え付けを予定しているという宮城さんは「日本で一番早く植え付けができてうれしい。新米がおいしくなるように丹精込めて作りたい。若い農家として、石垣島の米作りを受け継いでいけるように頑張りたい」と話した。【琉球新報電子版】