県産海・山の恵み集結 「花と食フェス」きょうまで


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色とりどりの野菜や花などが並ぶ「おきなわ花と食のフェスティバル」=26日、那覇市の奥武山公園

 沖縄県内最大の農林水産業イベント「おきなわ花と食のフェスティバル2019」(同推進本部主催)が26日、那覇市の奥武山公園で始まった。27日まで。「てぃだサンサン 食べたらがんじゅう 沖縄産!」をキャッチフレーズに、149団体が182ブースを出展し、県産の花や農水産物、工夫を凝らした加工品などが並んだ。

 開会式で推進本部長の大城勉JAおきなわ理事長は「2017年の県農業産出額は1005億円となり、2年連続で1千億円を達成した。今後は輸出やインバウンド市場も視野に、さらなる生産拡大と消費拡大に向けて関係機関と連携して取り組む」とあいさつした。

 フェスでは新企画「花いけバトル」も実施。県産食材の加工品ナンバーワンを決める「おきなわ島ふ~どグランプリ」には整理券を求める列ができ、県産畜産物のまーさん市場は多数の来場者でにぎわった。来場者の目標は18万人。昨年は21万3千人が訪れた。

 イチゴや砂肝を買ったという花井育枝さん(39)=那覇市=は「試食して選んだが、どれもおいしかった」と喜んだ。