【中国時報】20年間、水を飲まない男 「悪夢の記憶」体受け付けず


社会
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 ある韓国人男性は9歳のときから20年間水を飲んでおらず、水分はその他の飲料水で摂取している。周囲からは水を飲まないと命を落とすよ、とまで警告されながらも彼はかたくなに水を飲もうとしない。

 実は、その男性の友人が韓国のテレビ番組に出演した際、20年間も水を飲まない友人の話をした。喉が渇いたり、せきこんだりしたときは水ではなく薬を飲むのだという。薬はコーラなどの炭酸飲料と一緒に飲むこともあり、友人からは「このままだと死んでしまう」と脅されているという。でも当人は「死ぬならそれでいい」といって取り合わない。そこで番組が、この男性のために3杯の飲み物を用意して男性に飲ませてみたところ、ビタミンC入りのレモン水はすべて吐き出し、ゴボウ茶はどうにか流し込んだが、3杯目のミネラルウオーターは全部吐き出してしまった。なぜこうまでして水が飲めないのか。男性に理由を聞いてみたところ、9歳のときに祖母の田舎に住んでおり、たまたま口にした地下水の味が臭くてひどかったため、全部吐き出してしまったという。それから水を見るとそのときの記憶がよみがえり、体が受け付けなくなってしまったという。