【宜野湾】名護市辺野古の埋め立て賛否を問う県民投票を巡り、選択肢を3択に増やす条例改正がされたことを受け、宜野湾市長の松川正則市長は1日午前、県民投票への参加を正式に表明した。
市議会で議員らとの面談後、記者団に「全県実施に向けて県議会が条例を改正したことを重く受け止め評価したい」と2月24日の実施に向けて取り組むことを明言した。
松川市長は同日午前、市議会各会派代表を集め、県条例の改正の経緯などについて説明。県議会での議論などを踏まえ、事務を実施するとの意向を伝えた。
その後に開いた会見で、「代表者会議においても理解を得られた。不参加を表明していたほかの市長との意見交換を踏まえ参加の決断をした」と語った。
宜野湾市は昨年12月の定例会で投票事務の実施のための予算案を再議を含め2度否決しており、採決を受け松川市長も不参加を表明していた。【琉球新報電子版】