【辺野古問題取材】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設で、沖縄防衛局は1日も「埋め立て区域2―1」への土砂投入を続けた。
同日午後0時半過ぎ、米軍キャンプ・シュワブのゲート内に次々と工事車両が入り、市民らが「埋め立てをやめろ」と抗議した。
大学の講義の一環で辺野古を訪れた西大知郎さん(19)=早稲田大2年=は「基地問題をより身近に感じた。若い人が基地問題を考えるきっかけをつくるべきだ」。海上からも土砂投入が続く新基地建設の現場を目にし「沖縄の海に感動した一方で、工事が進められることに複雑さを感じた」と話した。【琉球新報電子版】