1月27日の早朝に、フカセ名人の比嘉宗信さんに最近のチヌ情報を聞いてみたら、糸満海岸でチヌの32センチ前後が確率良く釣れているとのこと。当日も昼過ぎからチヌ釣りの予定とのことで、同行させてもらった。
通称「ホテル前ポイント」でチヌの群れに当たれば10匹以上連発も少なくないとのこと。正午に現場に着くと、1番のポイントには先客がいたので、その近くの2番目のポイントで開始。3投目で33センチのチヌが釣れ、1時間ほどで30~35センチのチヌ4匹が釣れた。
入れ食いを期待したが、しばらくアタリが遠のいた。餌を食ってもじっとしている「居食い」と呼ばれる状態で、初心者にはアタリを見分けるのは難しい状況だった。
カケアガリや根の周辺など、ポイントを丁寧に探るが、なかなかヒットしない。夕方の4時すぎにわずかなアタリを見逃さず、36センチのチヌを釣った。暗くなる前に釣果の写真を撮り、夜8時までに2匹を追加してこの日の釣りを終えた。
1月27日、糸満一文字を会場にリガーレカップ沖縄チヌ西崎一文字が開催された。競技時間中に釣れた23センチ以上のチヌ3匹までの総重量を競う。主な結果は次の通り。
▽1位 濱川翔伍 2匹 1・235キロ
▽2位 具志堅章 3匹 1・2キロ
▽3位 金城太志 1匹 0・885キロ
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)