浦添市のみのり幼稚園では1日、3日の「節分」の日を前に豆まきが行われた。園児が教室で節分の由来や豆知識を聞いていると、突然大きな音をたてて赤鬼と青鬼が現れ園児らを追いかけ回し、絶叫が響いた。園児たちは小さい手に豆を握りしめ鬼は外、福は内」と泣いたり笑ったりしながら、元気よく豆を投げ鬼を追い払った。
「泣かなかった」と涙目の伊波良都君(6)は「鬼をやっつけた、大きくなったらお相撲さんになりたい」と誇らしげに話した。「自分の心の中の鬼も追い払って」と園児に声を掛けた友利綾先生(36)は「インフルエンザ菌も吹き飛んだはず」と健康祈願も忘れなかった。