宮古島、インゲン産地拠点認定 沖縄県内4番目


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県農林水産部の島尻勝広部長(前列左から4人目)からサヤインゲンの拠点産地認定証が交付された宮古島市の下地敏彦市長(同3人目)ら生産関係者=1月23日、県庁

 県農林水産部はこのほど、宮古島市をサヤインゲンの拠点産地に認定した。県庁で開かれた認定証交付式で下地敏彦市長は「定時定量で供給するため生産量を増やす努力をしてきた。認定を誇りに品質のいい宮古島産サヤインゲンを全国に供給したい」と喜んだ。

 県農林水産戦略品目の拠点産地は組織的な出荷態勢や生産規模などを評価して決定され、サヤインゲンでは南城市、八重瀬町、うるま市に次いで4番目の認定となった。

 宮古島産サヤインゲンは農業用水の整備に伴ってこの10年ほどで生産が本格化し、17年度生産量は93トンで県内市町村で3位の規模という。生産農家の伊良皆雄作さんは「近年は収量も大幅にアップしている。安全安心な宮古島産のブランドをつくっていきたい」と決意を新たにした。