県内41市町村で県民投票準備本格化へ 県民投票推進課が投票用紙引き渡し作業を開始


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
2月24日の県民投票に使用する投票用紙の発送作業を行う印刷会社の社員ら=7日、糸満市西崎

 24日に投開票される名護市辺野古への新基地建設の賛否を問う県民投票に向け、県の県民投票推進課が7日午前、糸満市西崎の印刷会社で県内各市町村に投票用紙の引き渡し作業を実施した。県内41市町村の選挙管理委員会が15日から始まる期日前投票や24日の投票に向けた準備を本格化させる。

 印刷された投票用紙は、2018年12月1日時点の選挙人名簿登録者数を参考に、通常要117万枚、点字用1500枚の計117万1500枚。

 投票用紙は段ボールに詰められ、7日午前9時から遠隔の市町村などに向け運送する業者に、同9時半からそれ以外の市町村の担当者に引き渡された。【琉球新報電子版】