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主張正反対 画像加工か 県民投票連絡会「賛成に○」? SNSに酷似横断幕

上から1番目は「新基地建設反対県民投票連絡会」が制作した横断膜、3番目は「新基地建設反対県民投票連絡会」のツイッターの表紙の画像、2番目と4番目はそれぞれを模した画像

 名護市辺野古の新基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票に向けて、「新基地建設反対県民投票連絡会」が制作した横断幕やツイッター(短文投稿サイト)の表紙の画像やロゴに似せて、正反対の主張をする画像がSNS(会員制交流サイト)で発信されている。連絡会は「県民を混乱させる狙いがあるかもしれない」と警戒した。

 横断幕については、連絡会が掲示しているものを撮影した写真の一部を加工したとみられ、実際に横断幕自体があるかは不明。

 連絡会が「辺野古新基地建設のための埋め立て 反対に○」としているのに対し、模した画像は「普天間の危険性除去のために 賛成に○」としている。

 ほかにも「賛成に○」の上段の部分が「【どちらでもない】と思ったら」「迷ったら」「【県民投票はブッ潰(つぶ)せ】と思ったら」「違法テントをブッ潰すために」などとする10パターン以上の画像が確認できた。

 連絡会のツイッターの画像やロゴについては、砂浜で児童生徒が手をつないでいる画像はそのままに「県民投票に行こう! 反対に○」という文言を「「宜野湾の子供たちの命を守ろう 賛成に○」との文言に変えているものも確認された。

 連絡会の担当者は「賛成に○と呼び掛けるのは自由だ。だが連絡会が作成したものや画像を模したり、コラージュしたりしてつくった画像で別のメッセージを発信するのは許されない。モラルや倫理に反する」と批判した。