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キングス連敗止める 千葉に79―67 Bリーグ第40戦

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは10日、沖縄市体育館で千葉ジェッツと今季第40戦を行い、79―67で勝利し、連敗を5で止めた。通算成績は25勝15敗。キングスの次戦は3月2日、沖縄市体育館でレバンガ北海道と戦う。

▽Bリーグ1部(沖縄市体育館、3445人)
キングス(25勝15敗)
 79―67(12―8,19―20,27―19,21―20)
千葉(33勝7敗)

 【評】第1クオーター(Q)は並里成の個人技などで得点しながらも、厳しい守備で千葉にタフショットを打たせ続け、8失点に抑えて主導権を握った。第2Qには3連続を含む5本の3点弾を決められて逆転を許すも、食らい付くキングスはアイラ・ブラウンの3点弾で逆転し、3点リードで前半を折り返す。後半に入っても堅守で千葉の攻撃を止めながら、得点を重ねて振り切った。

◆ディフェンス良かった

 佐々宜央HC(キングス)の話 第1Qの8失点で主導権を握れて、千葉は完全にいらついていた。久しぶりにディフェンシブな試合ができたのは良かった。これが続けばCSも見えてくるが、負けている期間のことは忘れないようにしたい。

◆敵地で連勝難しい

 大野篤史HC(千葉)の話 アウェーで2連勝するのがどれだけ難しいか、もっと理解しないといけない。(休み期間は)まずは休ませて体と心のリフレッシュをさせたい。

◆堅守で主導権握る


第4Q、3ポイントシュートを狙うキングスのケビン・ジョーンズ(右)=10日、沖縄市体育館(滝畠豊美撮影)

 リーグ最高勝率を誇る千葉相手に第1Qから守備で主導権を握ったキングスが79―67で勝利し、連敗を5で止めた。攻撃では9日の試合で課題だったフリースローの本数も増え、高確率で沈め、インサイドでもリバウンドからの得点が決まった。千葉との勝負で連敗を止めたことに、主将の岸本隆一は「シーズンを見たときに1勝かもしれないが、すごく価値のある試合だ。失っていた自信がよみがえってくる感覚がある。次に向けての活力になる」と喜びを隠せなかった。

 第1Qからキングスはインサイドへ並里成や古川孝敏らが攻め込みながらファウルを誘い、フリースローを得て、沈めていった。激しい守備で相手をペイントエリアに近付けず、タフショットを打たせてジェフ・エアーズやケビン・ジョーンズがリバウンドをキープし、8失点に抑えた。第2Qには3点弾を立て続けに決められるが、キングスは食らい付いた。後半に入ると須田侑太郎、岸本、田代直希らの3点弾が決まり、田代のスチールからケビンがダンクを決めるなど会場が沸いた。激しい守備で与えたフリースローも、ファンのブーイングが6人目の選手となって千葉に入れさせなかった。

 試合後、ベンチ入りしなかったアマンゼ・エゲケゼやナナーダニエル弾、手術をしたジョシュ・スコットもそろって連敗脱出を喜んだ。

 チーム加入後、ホーム初勝利のジョーンズは「ホームのファンの前で千葉に勝てて良かった。今後も勝ち続けたい」と喜び、「自分とチームの関係が良くなっており、いい方向へ進みそうだ」と残り20試合へ意気込んだ。 
 (屋嘉部長将)