辺野古県民投票 SNSに誤情報 県が「反対」呼び掛け× 県が「参加」呼び掛け○


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 県民投票に向け、ツイッター(短文投稿サイト)で3日からの5日間に発信された投稿では、事実に誤りのある誤情報や取り上げられた事柄が事実と証明する根拠のない情報も確認された。

 多数投稿されている「県が『反対に○を』と呼び掛けている」などの内容について、県民投票に関する総合的企画や調整、広報などを担当する県県民投票推進課は「県民投票参加の呼び掛けはしているが、(投票)行動内容に触れることはない」と否定した。

 事実と証明する根拠のない投稿には「平気でデマをまき散らす人ほど県民投票に熱心だ」「県民投票の目的は日本の弱体化で反日活動を優位に持って行く作戦」「結果次第では本気で中国に侵略されるぞ」などがあった。

 明らかに事実を誤認した投稿では「県民投票は公職選挙法の下で行われる」などが確認された。
 (ファクトチェック取材班・池田哲平、宮城久緒)