慶良間沖で大型ミーバイ


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2月12日、慶良間沖で132センチ・36キロのアーラミーバイを釣った齋藤正美さん(アクア2)

 12日、テンヤ釣りの名手、齋藤正美さんは慶良間沖にテンヤ釣りに出かけた。カツオのハラゴを餌に手作りのテンヤ仕掛けで釣り開始。この日は魚の活性が高く、午前中は2~4キロのウムナガー3匹、ヤキータマンが次々に釣れた。

 午後は大物に根に入られたりサメに横取りされたりで、船はポイントを数カ所移動し、オーマチなどを加え大型クーラーはほぼ満杯状態。

 午後4時、「最後の一流し」と仕掛けを少し投げてから落とすとコツンとアタリがあり、ずっしりとした重さが伝わったが、ぴくりとも動かない。根掛かりかと思って抜き上げようとしたらズルズルと動きだした。ラインがPE2号、ハリスが10号と細仕掛けなので無理はできない。しばらくは5メートル巻いては5メートル引き出されることを繰り返し膠着(こうちゃく)状態。その様子を見ていた船長が大物と判断し、船でフォローに入った。

 ヒットして15分ほどで海面に浮いたのは132センチ・36キロのアーラミーバイだった。釣り船アクア2(電話)098(866)7811。

 2、3の2日間、第35回MFG沖縄親睦チヌ釣り大会が開催された。これは競技時間中に釣れた28センチ以上のチヌ5匹までの総重量を競う。主な結果は次の通り。

▽1位 新垣薫 5匹 5・365キロ
▽2位 仲本等 5匹 4・43キロ
▽3位 具志堅章 5匹 3・32キロ

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

2月3日、MFG沖縄親睦チヌ釣り大会で上位入賞した(左から)仲本等さん、新垣薫さん、具志堅章さん
2月3日、赤灯台で40センチ・0.97キロを筆頭に7匹のチヌを釣った東大島飛美さん

2月11日、ルカン沖で60センチ・3キロのアマクチャーを釣った又吉玲奈さん
2月7日、読谷海岸で72.5センチ・4.71キロのタマンを釣った宮里政斗さん

2月11日、天仁屋海岸で45.5センチ・1.36キロの尾長グレと56センチ・2.3キロのカツオを釣った津波孝也さん
2月3日、馬天港で42センチ・1.1キロのチンシラーほか2匹を釣った小橋川良さん

2月10日、与根漁港で67センチ・2.23キロのコチと33センチのカーエーを釣った長嶺秀さん
2月11日、安謝海岸で6.05キロのクブシミを釣った嘉手川隆史さん

2月11日、伊是名島で45.5センチ・1.25キロの尾長グレを釣った前濱健一さん
2月7日、恩納海岸で4.6キロのアオリイカを釣った玉城琴野さん