12日、テンヤ釣りの名手、齋藤正美さんは慶良間沖にテンヤ釣りに出かけた。カツオのハラゴを餌に手作りのテンヤ仕掛けで釣り開始。この日は魚の活性が高く、午前中は2~4キロのウムナガー3匹、ヤキータマンが次々に釣れた。
午後は大物に根に入られたりサメに横取りされたりで、船はポイントを数カ所移動し、オーマチなどを加え大型クーラーはほぼ満杯状態。
午後4時、「最後の一流し」と仕掛けを少し投げてから落とすとコツンとアタリがあり、ずっしりとした重さが伝わったが、ぴくりとも動かない。根掛かりかと思って抜き上げようとしたらズルズルと動きだした。ラインがPE2号、ハリスが10号と細仕掛けなので無理はできない。しばらくは5メートル巻いては5メートル引き出されることを繰り返し膠着(こうちゃく)状態。その様子を見ていた船長が大物と判断し、船でフォローに入った。
ヒットして15分ほどで海面に浮いたのは132センチ・36キロのアーラミーバイだった。釣り船アクア2(電話)098(866)7811。
2、3の2日間、第35回MFG沖縄親睦チヌ釣り大会が開催された。これは競技時間中に釣れた28センチ以上のチヌ5匹までの総重量を競う。主な結果は次の通り。
▽1位 新垣薫 5匹 5・365キロ
▽2位 仲本等 5匹 4・43キロ
▽3位 具志堅章 5匹 3・32キロ
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)