コラソン黒星続き16敗 JHL トヨタ紡織九州に22―28


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは16日、佐賀県の神埼中央公園体育館でトヨタ紡織九州と対戦し、22―28で敗れた。通算成績は1勝1分16敗。コラソンは前半15分ごろから連続失点を許し、9―16と離された。後半のみの点数では13―12と上回ったが、ミスも重なって点差を縮められなかった。次戦は17日、同体育館でトヨタ自動車東日本と対戦する。

トヨタ紡織九州 7勝1分け10敗
 28―22(16―9,12―13)
琉球コラソン 1勝1分け16敗

◇守備が機能せず 前半で流れ失う

 勝ち星から遠のくコラソンは、現時点でリーグ得点王に位置するトヨタ紡織九州のキム・ドンチョルを抑える横一線守備で挑んだが、相手バックプレーヤーにも次々と点を決められ前半から9―16と主導権を取られた。

 東長濱秀作監督は「前半で16点取られる相手じゃない」と、後半に選手らに奮起を促したが、攻撃時のパスミスから逆速攻を許してしまった。主将の石川出の調子が上がらない中、プレー時間を伸ばした村山裕次や赤塚孝治らベテラン勢が奮起し、名嘉真吾もバックプレーヤーとして奮闘した。俣野志樹もロングシュートなどで力を発揮し、前半から活躍を見せた。

 敗戦が続く現状に、東長濱監督は「前半からプラン通りにいけず、攻撃もミスからの自滅が目立つ。調子の良い選手を起用し、17日のトヨタ自動車東日本に挑みたい」と、語った。