新基地建設に伴う辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を、手話で呼び掛ける動画が注目を集めている。徳島県で発足した「県民投票を勝手に応援する会(OKOK)」のメンバーが18日、ツイッターで公開し、2日間で900件以上リツイート、約3万2千回閲覧された。公開したメンバーの大西さちえさん(46)は「反響に驚いている。手話の呼び掛けがなかったので知り合いの女性にお願いして制作した。投票に行くきっかけになったらうれしい」と話した。
映像は10秒ほど。徳島県の主婦若村小織さん(34)が次男を膝に乗せて手話で投票日を知らせ「投票へ行こう」と呼び掛けている。若村さんは先天的難聴の長男のため手話を覚えた。
若村さんは「注目してもらってうれしい。手話動画で何か役に立てるのならと引き受けた」とコメントを寄せた。動画はフェイスブックやインスタグラムでも公開しているという。