「一期一会」のラウンジ 那覇空港 ANAが改装、拡張


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沖縄やANAの青を基調にした工芸品が展示されている「ANA SUITE LOUNGE」=26日午後、那覇空港

 全日本空輸(ANA)は28日、那覇空港の最上級ラウンジ「ANAスイートラウンジ」をリニューアルオープンする。現在のスイートラウンジは2014年に設置され約40席、新装で約70席に拡張される。今秋にはANAラウンジを約90席から約180席に増やして併設、面積は合わせて約1・8倍に広がる。26日の内覧会にはデザインを監修した建築家の隈研吾氏が出席し「工芸品の青で沖縄の海とANAを感じられる」と紹介した。

 ラウンジのコンセプトは「一期一会」。天井は飛行機の高揚力装置「フラップ」をイメージ、壁はウォールナット材を使用した「大和壁」。大テーブルには琉球漆器や沖縄のガラス、焼き物を展示している。
 食事メニューは紅芋スープやジューシーおにぎり、ブルーシールのアイスクリームなど。
 ANA沖縄空港の小林克巳社長は「この空間に負けないおもてなしを提供したい」とソフト面も強化する考えを示した。