宮古で特大ウムナガー


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
2月23日、宮古島で85.8センチ・7.8キロのウムナガーを釣った花城周作さん

 宮古島在住、フィードマン宮古支部の花城周作さんはこれまで数々の大物実績を持つ大物釣り師。

 2月23日も夜中からガーラやタマンの大型を狙って竿(さお)を出したが、何のアタリもないまま午前8時を迎えた。諦めがつかないので、あと少しだけ竿を出そうと場所を移動してから、島ダコを餌に再び釣りを開始した。

 車の中でアタリを待ったが、午前9時55分ごろになってもアタリがない。諦めて片付けを始めようとした時に、ふと見ると、竿が大きく海に向かって曲がっているではないか。慌てて車から飛び出し、竿を手に取りファイト開始。

 しかし、竿が大きく曲がった割には、そんなに強く引かない。重量感はあるものの、リールをゴリ巻きして寄せてくるとすんなりと寄って来て、海中にうっすらと魚の姿が見えてきた。その姿はタマンより顔の長いウムナガーだった。

 花城さんはこれまで何匹も大型のウムナガーを釣り上げた経験があるが、そのどれよりも大きい。浜辺まで下りて抜き上げると、手に食い込む程の重量感。これが沖縄県記録まであと2ミリという全長85・8センチ、7・8キロの特大ウムナガー(キツネフエフキ)。県記録の大物を狙って花城さんの挑戦はこれからも続く。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

2月23日、マリンタウンで45.5センチ・1.34キロのチンシラーを釣った大城義紀さん
2月22日、佐敷海岸で45.5センチ・1.59キロのチンシラーを釣った座間味隆二さん

2月20日、宜名真海岸で46.1センチ・1.18キロの尾長グレを釣った志喜屋孝光さん
2月22日、那覇一文字で46.5センチ・1.3キロの尾長グレを釣った中原正太郎さん

2月24日、北谷海岸で57.5センチ・2.34キロと58.5センチ・2.6キロのタマンを釣った上原博道さん
2月23日、今帰仁海岸で67.3センチ・4.4キロと61.5センチ・3.05キロのタマンを釣った宮里一史さん

2月20日、糸満海岸で49センチ・1.69キロのチヌを釣った平田徹さん
2月21日、泡瀬海岸で60センチ・4.34キロのマクブを釣った宮里伸政さん

2月17日、那覇港でアバサーを釣った有銘秀馬さん
2月9日、石垣島登野城海岸で4.5キロのクブシミを釣った玉城和樹さん