米大学テニス リューがMVP 米で輝き放つ 単複でチームけん引


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オクラホマ州立大の優勝に貢献し、MVPを獲得したリュー理沙マリー(中央)=2月24日、米アラバマ州モンゴメリー(提供)

 米大学対校戦のブルーグレーナショナルクラシック(2月21~24日、モンゴメリー)でオクラホマ州立大女子チーム「カウガールズ」の頂点を引っ張ったリュー理沙マリー(具志川東中―沖縄尚学高―同大3年)が、最優秀選手(MVP)を獲得した。米中部強豪大学のビッグ12カンファレンスによる「今週のビッグ12テニスプレーヤー」にも選ばれた。

 大会は米学生テニス連盟(ITA)最上位の1部リーグ上位の強豪を中心に8校で争った。オクラホマ州立大は初戦のオーバーン大を4―2、準決勝のテキサス工科大を4―0で下し、決勝はウェイクフォレスト大を4―0で退けた。

 対戦は単複で争われ、リューは大学で成績を残してきたダブルスだけでなく、今大会はシングルスでも強さを発揮した。初戦はメレディス(オーバーン大)を6―1、6―4、準決勝はセラ(テキサス工科大)を6―1、6―0と圧倒。決勝はITAシングルスランク96位のウラシュチェンコ(ウェイクフォレスト大)を6―1、6―1で撃破した。

チームメートと共に優勝とMVP受賞を喜ぶオクラホマ州立大3年のリュー理沙マリー(前列右)(提供)

 今回の優勝により、オクラホマ州立大女子はITA1部リーグ団体ランクで13位から8位に躍進した。リューはダブルスの最新ランクでは同大のブランコとのペアで32位となっている。昨年9月のITAオラクル・マスターズでリューは混合ダブルス決勝で伊藤雄哉(テキサス大)と組んで頂点に立った。