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コラソン最終戦飾れず 豊田合成に24―30 JHL

 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは9日、那覇市の県立武道館で豊田合成と今季リーグ最終戦を行い、24―30で敗れた。通算成績は1勝2分け21敗で最下位の8位となった。

 前半は高い3―3守備で臨んだコラソンだったが、過去に所属していた趙顯章に翻弄(ほんろう)され、カットインやロングで得点を重ねられた。攻撃は佐藤草太や石川出などを中心に組み立てるも、相手の好セーブもあり、得点を抑えられた。

 豊田合成の津波古駿介(興南高―東海大出)は1得点だった。

豊田合成 18勝1分け5敗
 30―24(16―11,14―13)
琉球コラソン 1勝2分け21敗


◇悔しさしかないシーズン


琉球コラソン―豊田合成 後半 シュートを放つ琉球コラソンの石川出=9日、那覇市の県立武道館(田中芳撮影)

 開幕戦以降、勝ち星から遠ざかっている琉球コラソン。唯一、白星を挙げていた県立武道館で、開幕戦の再現を期待した1152人のファミリアは最後まで声援を送り続けたが、2位の豊田合成に24―30と地力の差を見せつけられた。初めてリーグ最下位で終えた今季を振り返り、東長濱秀作監督は「終わった直後で悔しさしかない。心が折れそうな時もあったがファミリアのおかげで24試合戦えた」と感謝の気持ちを述べた。

 相手の趙顯章を警戒してロングシュートを打たせないように3―3守備の高めのシステムで挑んだコラソンだが、前半序盤にカットインやロングを打たれるなど得点を重ねられた。コラソンは石川出や佐藤草太のディスタンスシュート、堤裕太の速攻などで得点を重ねるも5点リードされて前半を折り返す。

 後半に入ると赤塚孝治の速攻やミドルなどで3点差まで迫る。5―1守備で趙を抑えるも、相手GKの好セーブなどで得点できない。シュートに持ち込む前にパスミスも出るなど、点差を詰めることができなかった。

 今季、主将として挑んだエースの石川は「精神的な柱になれなかった。1年通して自分の力のなさを痛感したシーズン」と悔しさをにじませる。多くのスポンサーやファミリアの応援でチームが成り立っていることを深く受け止めるからこそ、今季の悔しさは大きい。初めて指揮を執ったシーズンが1勝に終わったことに東長濱監督は「一つ、二つ順位を上げることを見据えながらも大きくジャンプアップしたい」と、既に来シーズンを見据えている。(屋嘉部長将)