【ペルー】沖縄祭り、にぎやかに 市町村対抗スポーツ大会 開会式、14団体パレード


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琉球民謡愛好会の唄と三線

 真夏の強い日差しが照りつける中、ペルー沖縄県人会(ホルヘ・山城会長)恒例の市町村対抗スポーツ大会開会式がこのほど、県人会第1サッカー場を主会場に開かれた。14の在リマ市町村人会代表団がそれぞれパレードをし、趣向をこらした内容に大きな拍手が湧き起こった。同日、沖縄祭りもフルビート場で行われた。

 同大会は二十数年前から実施され、県系人同士の融和と心身の向上を目的としている。開会式のパレードでは、代表団がバレーボール・コートに集結し、開始の合図とともにアルファベット順に北谷町を皮切りにスタート。14チームのうち一番人気は西原町のチームとなり、山城会長から認定証が手渡された。パレードの評価は3月の大会最終日にポイントが加算される。

 午後1時から沖縄祭りが開始され、約2200人の来場者で会場が埋め尽くされた。沖縄料理やビールなど飲料、焼き鳥、焼きそば、たこ焼きなどのスタンドが軒を並べ、夕方には全てが完売した。舞台では唄三線、琉球舞踊道場による舞踊、カラオケ、琉球國祭り太鼓の演舞など計48組が出場。最後は「カチャーシー」で幕を閉じた。
 (赤嶺光弘通信員)

パレードで優勝した西原町人会のメンバーら=2月、ペルー