【本部】女子プロゴルフ「第32回ダイキンオーキッドレディストーナメント」で初優勝した沖縄県本部町出身の比嘉真美子選手の優勝祝賀会が11日、町産業支援センターで開かれた。町などの主催。町関係者ら約300人が参加し、ツアー通算5勝目を祝った。
平良武康町長はあいさつで「会場いっぱいにうれしい気持ちが漂っている。本部から巣立ってプロの世界で活躍するのは町民にとって幸せで誇りだ。“真美子旋風”を町の活性化につなげていきたい」とたたえた。
比嘉選手本人は出席しなかったが、母の彰子さん(61)があいさつに立ち「地元で優勝できてよかった。きょうはありがとうございました」と述べた。
比嘉選手の出身校である本部高校の仲宗根勝校長は「『本部高出身』と取り上げていただいている。別の分野でも活躍する生徒がでてくれれば」と期待を寄せた。南城市の琉球GCで開かれた同大会で、比嘉選手は2004年の宮里藍選手以来、県勢では15年ぶりの優勝を決めた。