経済

渋滞の解消に海上交通 那覇―本部に定期高速船  観光移動や通勤に使える

 第一交通産業の子会社「第一マリンサービス」(那覇市)は4月から、沖縄県那覇市と本部町を結ぶ高速船の旅客定期航路を運航する。県民や観光客の移動のほか、通勤時の交通手段として利用してもらうことを視野に入れる。海上交通の運航で県内の慢性的な渋滞の解消を目指す。4月13日の事業開始に向けて準備を進めている。

 定期航路は那覇港を出発すると、北谷フィッシャリーナ、恩納村のサンマリーナを経由して本部町の渡久地港に到着する。朝と夕方の1日2便、那覇と北谷を結ぶ「北谷便」も運航予定で、通勤客の利用を見込む。定員は146人(旅客143人、船員3人)。4月中旬から11月中旬の期間に運行予定で、海が荒れることが予想される冬場は運休となる。那覇から本部の区間を利用した場合、大人の一般料金は片道2500円となっている。

 第一交通産業は昨年9月、那覇と本部を結ぶ高速船運航の実証実験を行った。定期航路の就航に「渋滞のない新たな交通サービスを提供する」としている。定期航路に関する問い合わせは第一マリンサービス(電話)098(860)0152。