宮古島で27キロのGT


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3月4日、宮古島で27キロを筆頭に8キロと4キロのGT2匹ほかを釣った花城周作さん(左)とGTやタマン、チヌを釣った若林宏明さん

 3日、フィードマン宮古島支部の花城周作さんは、県記録の大物を狙って、模合仲間の若林宏明さんと2人で宮古島のマル秘ポイントに渡った。

 夕方6時ごろポイントに到着し、7時ごろから釣り開始。エギングロッドでスルルー釣りをしていた若林さんはすぐにチヌを2匹釣り上げた。花城さんの竿(さお)には小さいアタリは何度もあるものの食い込まない。

 大物のアタリがないまま、夜中1時前になって潮が上げてきてから急に大物のアタリが出始めた。1時ごろに花城さんが8キロのGT(ロウニンアジ)を皮切りに、2時半と3時半に4キロのGTを釣り上げた。

 そして4時半、いつの間にか寝ていた花城さんは、リールからラインが引き出されるドラグ音と、ヒットセンサーのけたたましい音に起こされた。音の方向を見ると、大型タマン用の竿が、今まで見たこともないくらいのすごい角度で水面に向かって曲がっている。すぐに板バネから竿を外してファイト開始。

 引きからGTだと確信した花城さん、久しぶりの強烈な引きを堪能。しばらくして上がってきたのは27キロの久しぶりに十分な手応えのあるGT。宮古の豊かな海と、最高にスリリングなファイトをしたGTに感謝した。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

3月5日、宜野湾海岸で71センチ・4.62キロのタマンを釣った新城巧さん
3月2日、慶良間沖で2キロのアカジンを釣った加智明さん(アクア2)

3月3日、石垣島平野海岸で120センチ・27キロのロウニンアジを釣った佐藤由歩さん
3月9日、石垣島登野城海岸で2キロのアオリイカを釣った北浦一伸さん

3月2日、大宜味沖でグルクンを餌に18キロのアーラミーバイを釣ったオーパFCの仲村渠房人さん(バディー)
2月28日、西洲海岸で3.87キロのクブシミを釣った阿部友哉さん

3月8日、那覇一文字で50.7センチ・2.45キロの尾長グレを釣った宮平聖士さん
3月3日、糸満釣り筏で48センチ・1.02キロのオニヒラアジのほかタマンなどを釣った有銘良太さんと秀馬君

3月2日、宜名真海岸で44.9センチ・1.24キロと46.6センチ・1.55キロの尾長グレを釣った山里和輝さん
3月8日、国頭海岸で40センチ・1キロのシロブチハタを釣った仲村美菜子さん