3日、フィードマン宮古島支部の花城周作さんは、県記録の大物を狙って、模合仲間の若林宏明さんと2人で宮古島のマル秘ポイントに渡った。
夕方6時ごろポイントに到着し、7時ごろから釣り開始。エギングロッドでスルルー釣りをしていた若林さんはすぐにチヌを2匹釣り上げた。花城さんの竿(さお)には小さいアタリは何度もあるものの食い込まない。
大物のアタリがないまま、夜中1時前になって潮が上げてきてから急に大物のアタリが出始めた。1時ごろに花城さんが8キロのGT(ロウニンアジ)を皮切りに、2時半と3時半に4キロのGTを釣り上げた。
そして4時半、いつの間にか寝ていた花城さんは、リールからラインが引き出されるドラグ音と、ヒットセンサーのけたたましい音に起こされた。音の方向を見ると、大型タマン用の竿が、今まで見たこともないくらいのすごい角度で水面に向かって曲がっている。すぐに板バネから竿を外してファイト開始。
引きからGTだと確信した花城さん、久しぶりの強烈な引きを堪能。しばらくして上がってきたのは27キロの久しぶりに十分な手応えのあるGT。宮古の豊かな海と、最高にスリリングなファイトをしたGTに感謝した。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)