62チームが頂点目指し熱戦 県春季高校野球が開幕 


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プレイボールを迎え気合の入った表情で守備位置などに向かう球児たち=21日、アトムホームスタジアム宜野湾(大城直也撮影)

 高校野球の第66回県春季大会(県高野連主催、琉球新報社共催)は21日、北谷公園野球場、沖縄セルラースタジアム那覇、アトムホームスタジアム宜野湾の3球場で開幕し、1回戦9試合が行われた。辺土名、開邦、南部農林、真和志の連合チームを含む65校、62チームが出場する。決勝戦は4月4日午後1時から、北谷公園野球場で行う予定だ。

 今大会は開会式は行わず、各球場で県内学童野球の選手による始球式を行い、1回戦が始まった。北谷公園野球場で始球式を行った仲西VBCの中村成那選手は「緊張してベースの前でショートバウンドした。もっとうまくなりたい」と意欲を語った。

 今大会のシードは昨年の秋季大会4強以上で、第1シードから順に沖縄水産、興南、沖縄尚学、嘉手納。優勝校は第144回九州地区高校野球大会(4月、鹿児島県)への出場権を得る。