ANA便の手続き迅速化へ 出発カウンターレイアウト変更 搭乗手助けカウンターも


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那覇空港のANA出発カウンターイメージ

 全日空は20日、那覇空港で手荷物を預けた後に自動的に安全性の検査を行う「インライン・スクリーニング・システム」を導入した。年内には出発カウンターのレイアウトを変更し、自動手荷物預け機や搭乗に手助けが必要な乗客が利用できる「スペシャル・アシスタンス・カウンター」を設置するなど、スムーズな搭乗スタイル「ANA FAST TRAVEL」を導入する。

 ANAが提供するこの搭乗スタイルは国内4空港目となる。

 スペシャル・アシスタンス・カウンターは床材などに車いすやベビーカーで利用する際に利用しやすい材質を使用、高さの低い手続きカウンターを導入するなど、ユニバーサルデザインに配慮した。

 カウンターは搭乗手続きや手荷物受付などの表示が一目で分かるように大きな文字や視覚的な図記号「ピクトグラム」を活用したデザインに変更する。これらの導入により、那覇空港での手続き極小化、待ち時間の抑制、より分かりやすい動線を提供するとしている。