宮古陸自配備に抗議 60人が集会とデモ行進


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陸上自衛隊の配備に対して抗議し、市内を行進する参加者ら=21日、宮古島市平良

 【宮古島】沖縄県宮古島市への陸上自衛隊配備計画を巡り21日、「3・21ミサイル配備抗議集会」(同実行委員会)が宮古島市平良であった。約60人が参加し「ミサイル基地はいらない」「防衛省は工事をやめろ」などとシュプレヒコールを上げ、市内約2・6キロの道のりをデモ行進した。

 あいさつした「宮古島・命の水・自衛隊配備を考える会」の岸本邦弘代表は「基地が完成しつつあるが、諦めてはいけない。声を上げなければ認めたことになるので、毅然(きぜん)として声を上げ続けていこう」と呼び掛けた。

 集会では「ミサイルや武器・弾薬などの軍備が宮古島に持ち込まれることを認めない」とする宮古島への陸自ミサイル建設と部隊配備に抗議する決議を採決した。