「全国総体につなげる」 首里、2度目の全国頂点 なぎなたの第14回高校選抜 内容充実に笑顔


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なぎなたの全国高校選抜大会で3年ぶり2度目の優勝を飾った首里(提供)

 なぎなたの第14回全国高校選抜大会は24日、兵庫県の伊丹市立伊丹スポーツセンターで行い、女子団体決勝で首里が東海学園(愛知)を1―0で破って、3年ぶり2度目の頂点に立った。

 決勝は先鋒(せんぽう)・城間桂、中堅・鈴木花音、大将・山城り子で臨んだ。城間は引き分けながらも終始攻める姿勢を見せて流れをつくった。中堅は個人戦でも3位となった鈴木が面で一本を奪い、リード。大将の山城は冷静な試合運びで鈴木の一本を守り切った。

 大城エリカ監督は「うれしい気持ちはもちろん、夏の全国総体に向けて自信がつく結果となった」と喜んだ。選手たちも「素直にうれしくて全国総体につながる」(城間)、「プレッシャーを感じず、思いっきりできた」(鈴木)、「勝ち方もよく、内容も充実していたので一人一人が自信がついた」(山城主将)と振り返った。