下地島空港ターミナルきょう開業 観光の起爆剤、期待


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開業を迎える「みやこ下地島空港ターミナル」=宮古島市伊良部下地島

 【宮古島】三菱地所(東京都、吉田淳一社長)と下地島エアポートマネジメント(伴野賢太郎社長)は30日、宮古島市伊良部下地島の「みやこ下地島空港ターミナル」の供用を開始する。入域観光客数が100万人を突破し、過去最高を記録する宮古地域の「第二の空の玄関口」として観光振興の新たな起爆剤となることが期待されている。

 30日朝、同ターミナルの開業式典と格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンの宮古下地島就航式が行われる。

 新ターミナルの敷地面積は3万2586平方メートル、延床面積は1万2027平方メートル。チェックインカウンター12カ所、搭乗ゲート3カ所、国際・国内線の到着ロビーがそれぞれ1カ所。飲食店2店舗、物販店は3店舗入居する。施設内は「空港から、リゾートはじまる」をコンセプトに、木材を使った開放感ある空間作りで、リゾートの雰囲気が演出されている。

 航空路線はジェットスター・ジャパンの下地島―成田、下地島―関西と香港エクスプレスの下地島―香港の定期便就航が決定している。また、韓国大手航空会社の大韓航空がチャーター便の就航を予定している。