ホーム無敗、最多タイ FC琉球 連続25試合に


社会
この記事を書いた人 大森 茂夫
琉球―山口 試合終了間際、同点弾を決めてほえる鈴木孝司(中央)=30日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム(喜屋武研伍撮影)

 サッカー明治安田J2の第6節、単独首位のFC琉球は30日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムでレノファ山口FCと対戦し、2―2で引き分けた。惜しくも勝ち点3を奪えなかったが、2017年のJ3時代から続くリーグ公式戦のホーム戦の連続無敗記録を25試合に伸ばし、J1浦和が持つJリーグの記録に並んだ。会場には3千人を超す観客が駆けつけ、快挙を喜んだ。勝ち点1を加え、リーグ首位は守った。

 琉球はハイプレスを仕掛けてくる山口を攻めあぐねた。粘り強くパスをつないだ後半7分、ゴール前の混戦から鈴木孝司がボールを押し込み先制。しかし自陣のミスから立て続けに失点し1―2と劣勢に立たされた。内外から攻撃を仕掛け続けた末、試合終了間際に鈴木が1点を返して引き分けとした。琉球の次のホーム戦は7日午後4時から、同スタジアムであり、柏レイソルと対戦する。引き分け以上でJリーグ「ホーム連続無敗記録」を更新する。