下地島空港開業 ジェットスター宮古就航 観光需要開拓へ 成田発初便、ほぼ満席


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【宮古島】「みやこ下地島空港ターミナル」の開業に伴い、格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(片岡優社長)は30日、宮古下地島路線の就航式典を同ターミナルで開いた。下地敏彦宮古島市長や富川盛武副知事ら関係者が出席し、新たな空港での初運航を祝った。

成田空港と下地島空港を結ぶ路線の就航を祝うジェットスター・ジャパンの片岡優社長(左から4人目)と関係者ら=30日午前9時30分、宮古島市伊良部の「みやこ下地島空港ターミナル」

 成田発の初便はほぼ満席で、下地島からの初便は満席の予約だったという。

 片岡社長は「ジェットスターが得意とする低運賃の旅で、より多くのお客さまが宮古を訪れ、観光活性化に貢献できるように新しい観光需要を開拓したい」とあいさつした。

 路線の予約状況について「成田便は春休みはほぼ満席、関西便も予約開始から非常に好調に推移しており、良いスタートを切れている」と手応えを語った。

 今後の路線展開は「まずは就航が決まっている成田、関西の認知度を上げていくことからしっかりやりたい」とした上で、「これだけ立派な空港なので、需要に合わせた増便を積極的に検討していきたい」と前向きな姿勢を見せた。