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キングス3季連続CSへ バスケBリーグ 西地区優勝懸け7日、京都と対戦

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス(西地区1位)は6日、沖縄市体育館で京都ハンナリーズ(同2位)と今季54戦を行い、82―76で勝利し、3季連続でチャンピオンシップへの進出を決めた。

 立ち上がりからキングス、京都ともに激しい守備でぶつかるも、キングスは3点弾をしっかり決め、前半を42―38で折り返す。後半も熱戦は続き、4クオーター(Q)には一時、逆転を許したが再逆転し、最後は逃げ切った。

 次戦は7日午後1時5分、沖縄市体育館で京都と対戦し、勝利すると西地区優勝が決まる。(観客3291人)

キングス 35勝19敗
 82―76(23―18,19―20,16―17,24―21)
京都 29勝25敗

 【評】キングスは序盤から激しい守備と強みの3点弾で主導権を握るも、個人技のある相手外国人選手2人の連携で、数点のリードにとどまる接戦。緊張続く第2Qにミスで攻撃機会を失う場面が目立ち42―38で後半へ。京都の外国人選手に得点が集中する中、キングスの外国人選手らも体を張った。第4Qは一進一退の攻防が続いたが、並里成の攻撃が度々成功し、最終盤で6点差をつけた。



◇全員攻撃、最後まで貫き 並里躍動、勝利引き寄せる


キングス―京都 第4Q ゴール下に切り込みシュートを決めるキングスの並里成=6日、沖縄市体育館(田中芳撮影)

 最後まで息つく暇のない京都との接戦で勝利を引き寄せたのは、金髪ドレッドヘアをまとめた“ファンタジスタ”並里成だった。前半から周囲の選手を生かしつつミドルを決めてきた。第4Q終盤はアシストをにおわせつつ、果敢に飛び込みタフショットを決めたりフリースローを誘ったりと、京都が追い付けない点差で引き離した。「チーム一人一人が仕事してくれたおかげです」と喜んだ。自身としてはBリーグで初のCS進出。「大舞台では自信が満ちあふれてくるのですごい楽しみです」と、笑顔を見せた。

 京都は外国人選手2人がリーグ屈指の得点源。キングスは外国人選手やアイラ・ブラウンが押し込まれながらも「一つ一つ止めて簡単に打たせない」と粘って体を張り、攻撃では岸本らの3点弾で応戦した。CS進出を目前にした試合でジャッジに対して両チームやファンも熱くなる中「うちの強みは全員攻撃。これを最後まで貫けるか」(岸本)と、インサイドアウトで田代直希や古川孝敏の3点弾につなげるなど、皆が死力を尽くした。

 試合につきものの停滞する時間帯も橋本竜馬が制御し、さらに5リバウンドと活躍。ベテランの働きに佐々HCは「PGとして今季ベストゲームだと思う」と称賛の言葉を贈った。

 7日は地区優勝が懸かる。橋本は「最後までアグレッシブになり、皆がやるべきことを理解してプレーしていた。良いことも悪いこともすべて引きずらず、次を大事にしたい」と、正念場こそ平常心で臨む決意を語った。(嘉陽拓也)

◇地区優勝もホームで

 佐々宜央HC(キングス)の話 CSが決まって正直うれしいがゴールではない。これまでアクシデントがある中で乗り越えてきた選手らを誇りに思う。地区優勝もホームで迎えたい。CSへまだまだ課題もあるが、残りの試合で一つ一つ積み重ねたい。

◇勝負どころ決まらず

 浜口炎HC(京都)の話 琉球の岸本も並里も前回の名古屋D戦と比べて良かった。京都(の敗因)は課題としているリバウンドが取れない、ターンオーバーする、勝負どころでシュートが決まらない、琉球にホームアドバンテージがある―の4点だ。











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