衆院3区補選 立候補者プロフィル 島尻安伊子氏 県土の均衡ある発展


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 4人の子を持つ母、働く女性として2004年の那覇市議補選で初当選し、政治の世界に入った。当時から掲げる「台所から政治を変える」のキャッチフレーズは政治家の原点として「今も変わらない」。

 子育てを通して感じた子どもの貧困問題をライフワークとして取り組む。

 07年に国政に挑戦し、参院補選で当選した。仙台市出身で上智大を卒業後、証券会社に入社。1989年に結婚し沖縄に移り住み専門学校講師などを務めた。2015年には沖縄担当相に就任し、市議時代から考えていた子どもの貧困解決に向け予算計上に奔走した。

 16年の参院選で落選後は、自身の足で県内全域を回った。地域間格差などを肌で感じ、公約の柱に「県土の均衡ある発展」を掲げる。好きな言葉は「いつも喜んでいなさい」。1965年3月生まれ。夫・昇さんとの間に3男1女。