経済

沖縄素材の化粧品の生産倍増へ 製造設備を増強 久米島のポイントピュール

 海洋深層水など沖縄の天然素材を使った化粧品などを製造・販売しているポイントピュール(久米島町、大道敦社長)は9月をめどに、化粧品を容器に詰める製造機械の設備を増強し、商品製造能力を現在の月13万本から月26万~30万本に拡大する。県外、海外展開を進める中で取引先から要望が多かった、品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001を3月22日に取得。4月に京都営業所を立ち上げたほか、東京営業所の設置に向けた物件探しを進めるなど、営業強化を図っている。


ISO9001の認証登録証明書を掲げるポイントピュールの大道敦社長(右)と大道真悟取締役=8日、那覇市久茂地の琉球銀行本店

 大道社長は「製造体制の関係で受注を増やせない状況だったが、9月以降は新規の注文も受けられる」と述べ、大幅な増産計画に伴い2020年6月期の売上高は19年6月期の約4割増を見込んでいる。設備増強で製造量を拡大するのと並行し、来年には第2工場の建設も検討している。

 ISO9001取得の責任者を務めた大道真悟取締役は「海外との取引も増えている中、ISO取得の要望が多かった。取得要件はさらに厳しいが、化粧品に特化したISO22716の取得も目指し、商品と会社の価値を高めていきたい」と目標を語った。

 ポイントピュールは2001年創業。海洋深層水などを使った化粧品を中心に自社製品のほか、大手を含め約80社のOEM(他社製品の受託製造)に取り組んでいる。18年には「第7回ものづくり日本大賞」の優秀賞に輝いた。


製造能力の増強に向けて自動化を図る製品の充填作業=久米島町のポイントピュールの工場(同社提供)

 大道社長は「ISOを取得し品質についても公的な認証を得たので、今後は生産と販売をさらに拡大し、従業員数も現在の40人ほどから100人超の企業に成長させたい」と意気込んだ。









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