全室オーシャンビュー 沖縄・本部町に分譲型ホテル、13日開業 前田産業ホテルズ


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
瀬底大橋などの展望を楽しめる「アラマハイナ コンドホテル」の屋外プール=10日、本部町山川

 【本部】前田産業ホテルズ(名護市、前田裕子社長)は10日、沖縄県本部町山川の「やんばる海の駅」跡地に新設する分譲型ホテル「アラマハイナ コンドホテル」の内覧会を開いた。「暮らすようにリゾートを楽しむ」をテーマに、100室の客室全てを寝室とリビングを分けたスイートタイプとし、キッチンも備えた。13日に開業する。

 アラマハイナは同社が今年3月に開業した複合商業施設「オキナワ ハナサキマルシェ」と、ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワに隣接する。客室は面積55~98平方メートルの4タイプで、全室オーシャンビュー。瀬底島などが臨める大浴場と屋外プールも併設した。

 コンドホテルは各室をオーナーが買い取り、客室として運用する投資の一形態。同社によると発売から2~3カ月で完売した。県外のオーナーが9割を占めるという。前田社長は「商業施設を併設することで、泊まりながら買い物や飲食もできる新たな楽しみ方を提案した」と話した。