改元記念、10連休、国道58号徒歩の旅 鹿児島から沖縄までの255キロ OTS企画


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「国道58号線徒歩の旅10日」をアピールする沖縄ツーリストの塩川勝則会長室室長(左)と吉田航企画部国内企画室主任=10日、那覇市の琉球新報社

 沖縄ツーリスト(OTS、東良和会長)は、10連休中の改元記念特別企画として「国道58号線徒歩の旅」を初めて実施する。鹿児島から海を越えて沖縄を結ぶ国道58号を、10日間かけて徒歩と船で制覇する。これまでの観光地を巡る旅行商品とはひと味違う企画となっている。OTSの塩川勝則会長室室長らが10日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れてアピールした。

 4月26日に那覇空港から飛行機で鹿児島市まで行き、国道58号の起点から歩き始める。種子島、奄美大島を経由して沖縄本島を歩き、5月5日に那覇市の奥武山公園で終点を迎える。実際に歩くのは255キロ。新元号は奄美大島で迎える予定だ。

 募集人数は2人のみで、コースに求められる体力などを満たす人を聞き取りで判断する。参加費は1人20万円。塩川氏は「歩きながら平成から令和をまたぐ。過酷だが、利用しないと体験できない」と話した。問い合わせはOTS塩川氏まで。(電話)090(8915)4388。