「明るい未来つくる」 島尻安伊子氏が総決起大会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
支持者らとガンバロー三唱で気勢を上げる島尻安伊子氏(前列右から5人目)=16日午後、沖縄市民会館

 21日投開票の衆院沖縄3区補欠選挙に立候補した新人で元沖縄北方担当相の島尻安伊子氏(54)=自民公認、公明、維新推薦=は16日、沖縄市民会館大ホールで総決起大会を開いた。島尻氏は、公約の柱に据える子どもの貧困撲滅や、南北格差解消による県土の均衡ある発展を挙げ「明るい未来をつくる」と訴え、必勝を誓った。

 島尻氏は今後の沖縄振興について「子育て、教育、医療」などのソフト面を充実させ「沖縄の新しいページを皆さんと開きたい」と訴えた。最大争点の米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設については「危険性除去には辺野古移設が現実的だ。県民の悲願である普天間の全面返還を実現させよう」と訴えた。

 大会には自民党女性局長の三原じゅん子参院議員も駆け付け「島尻氏の政策は具体的で実現性もある。日本にとって島尻氏がどれだけ必要な人材か、理解してほしい」と呼び掛けた。

 大会には、桑江朝千夫選対本部長や下地幹郎衆院議員、公明党県本代表の金城勉県議らも参加した。