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キングス最終戦へ一丸 20、21日滋賀戦 「チームの強気出す」

シーズン最終の滋賀戦へ向けて調整する選手ら=16日、宜野湾市立体育館

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは20、21の両日、沖縄市体育館で滋賀レイクスターズと対戦する。シーズン最終盤で奮起し、B2落ちの崖っぷちを乗り越えた滋賀との成績は、今季4戦1勝3敗と負け越している。キングスはチャンピオンシップ(CS)出場を決めているとはいえ、滋賀に負け越さないためにも、佐々宜央HCを始めチームが一丸となって目の前の一戦に集中している状態だ。16日、宜野湾市立体育館で練習を公開するとともに、佐々HCと岸本隆一主将が意気込みを語った。

 公開練習ではこれまでの試合映像を見ながら、攻守の連係や試合展開の作り方を確認した後、軽いウオーミングアップからハーフコートでの戦術確認を行った。

 相次ぐ選手のけがというトラブルを乗り越えたチームは、西地区優勝とCS進出が決まっても良い緊張感を保ち、CSに向かっている。主将の岸本隆一は「各選手が良い状態で滋賀戦に臨むようにしている」と静かに語る。負け越している相手だけに「バスケとして滋賀に劣る部分がある悔しさをぶつけていく。CSへの良い予行演習でもあるが、純粋に勝ちたい気持ちを大事にやりたい」と意気込む。

 「今季は力技ではなく、泥臭くやって勝ちを拾ってきた。そうしないと勝てなかった」と危機感を手放さない。個人では「僕の仕事は流れを持ってくること。無理矢理にでもシュートを打って、決まれば流れを持ってきて、外れてもチームの強気を自分から出していく。そこを見てほしい」と、ファンの応援を呼び掛けた。

<佐々HCに聞く>気持ちよくバスケを


佐々宜央HC

 リーグ最終戦とCSへの意気込みを佐々宜央HCに聞いた。

 ―チームの調子は上がっているように見える。

「戦い方がクリアになっている。フラストレーションを持つ部分がなくなり、バスケのエネルギーは良い。ミスはあるが、もやもやして『調子悪いな』と言う選手はいない。接戦続きのホーム戦を勝ちきったのは、ポジティブな雰囲気と勝ち方が定着していることだと思う」

 「一回。切羽詰まったからじゃないすか。ジョシュ・スコットがけがしての5連敗は思っている以上に選手もつらくて、だめだという時期もあったが、自分らの力でCSの扉をこじ開けた。ここまで来たから、後はやったろうぜ、という気持ちになっているんじゃないですか」

 ―CSへの思いは。

「決勝戦への最高な状況も望んでいるが、純粋に明日の事だけ考えている。選手に間違ったコミュニケーションをとったり、必要な選手に声を掛けなかったりすると、(気持ちが)落ちちゃう選手もある。ここからは自分がミスしないようにするだけ。選手の顔色や家族の問題があるか、そういうのを見逃さないように。なるべく選手が気持ちよくバスケできるように。僕の采配もありますけど、選手がいい感じで試合できるようにするだけ」

 ―験担ぎはありますか

 「いっぱいある。今季で増えた。自分でも意外。くだらないっすけど。負けた時はその前に行ったレストランに行かない、はいてたパンツはやめておこうとか。一つ良いジンクスある。沖縄のホーム戦の入場紹介で、幸地渉マネジャーが(3月30日の福岡戦から)代理になって負けなし。今のところ勝利の象徴だ」