新人無所属の屋良朝博氏(56)の当選確実を受け、元沖縄北方担当相で新人の島尻安伊子氏(54)=自民公認、公明、維新推薦=は21日夜、沖縄市中央の選挙事務所で取材に応じ「多くの方の力添えをいただいたが、皆さんに喜んでいただける結果を出せなかったことは申し訳ない。今後は白紙だが、一兵卒として皆さんと進んでいきたい」と述べた。
選挙戦で掲げた米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設容認の姿勢については「普天間の危険性除去の必要性を考えた時には一日も早い辺野古移設が現実的な解決方法だ」と述べ、容認の姿勢は撤回しない考えを示した。【琉球新報電子版】