育て、うちなーコーヒー 名護に240本植樹 沖縄SV×ネスレ


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
コーヒーの苗を植える沖縄SVの選手たち=23日、名護市許田の「沖縄SVコーヒーファーム」

 【名護】食品メーカーのネスレ日本(神戸市)と、サッカー元日本代表の高原直泰氏が代表を務めるサッカーチーム沖縄SV(豊見城市)などは23日、名護市許田の「沖縄SVコーヒーファーム」でコーヒー苗木240本を植え付けた。2020年には1万本を追加する計画でコーヒーの大規模生産としては県内初という。

 1万本の追加移植を行う場所は調整中。エクアドル産の3種類の苗木を植え、3年後の収穫を目指す。
 240本が順調に生育した場合、コーヒー豆約200キロ(約1万杯分)の収穫を見込む。管理は沖縄SVの選手らが取り組む。 高原氏は「スポーツだけでなく、沖縄のためになることに取り組んでいきたい」と意気込んだ。ネスレ日本の深谷龍彦常務執行役員は「観光農園やブランド化につなげたい」と期待を寄せた。