Bリーグチャンピオンシップ26日開幕 キングスは27、28日に名古屋Dと対戦


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 Bリーグの今季上位8チームによるチャンピオンシップ2018―19(CS)の準々決勝が26日、全国各地で開幕する。西地区優勝で切符をつかんだ琉球ゴールデンキングスは沖縄市体育館で27、28の両日、同地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦する。23日は報道陣に練習の一部が公開され、選手らは名古屋D戦の対策や攻守の連係確認に汗を流した。

CS準々決勝に向けて練習するキングスの選手ら=23日、沖縄市体育館

 名古屋Dとは今季の直接対決で5勝1敗と勝ち越したが、互いに3点弾を強みとするチームとして油断はできない。指揮官も選手も「波に乗せてはいけない」と警戒する。名古屋Dとは昨季のCS準々決勝でも対戦した。1勝1敗で第3戦までもつれ込んだが、ホーム戦の声援を受けて勝ちきった。

 今回もホームで迎え撃つ。レギュラーシーズンを終え、CSまでの短期間で「何かが劇的に変わることはない」(古川孝敏)ため、岸本隆一や橋本竜馬も「普段通り」を意識しているという。23日の練習では、滋賀戦で負傷した田代直希や並里成も参加しており、佐々宜央HCは「意外なほど気負わず、集中できている」と大きな不安要素はない様子だ。

 名古屋Dへの評価は「3点弾のうまい日本人選手と外国人選手の連係がとれるバランス良いチーム」とみる。そのため「シューティングガードやスモールフォワードの攻防が重要になると思う」と語った。

 Bリーグ3度目となるCSへ岸本は「決勝進出を期待されていると思うのでその目標のために目の前のことに全力を尽くしたい」と語った。一方でCS初挑戦となる並里は「ファンのエナジーを借りて、ボールに食らいついていきたい」と意気込んだ。