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キングス初戦落とす 名古屋Dに53―69 チャンピオンシップ準々決勝

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは27日、沖縄市体育館で名古屋ダイヤモンドドルフィンズとチャンピオンシップ2018―19準々決勝の第1戦を行い、53―69で敗れた。序盤から名古屋Dの守備を崩せずタフショットから速攻を許したキングス。一方的な展開を止められず前半は16―41と大差をつけられた。後半はようやくキングスらしい守備で立て直しかけたが、前半の点差を覆すことはできなかった。次戦は28日午後1時10分から、同体育館で名古屋Dと準々決勝第2戦を行う。勝てば29日に第3戦を行う。初優勝を狙う千葉は富山との第1戦に102―73で快勝し、2連覇が懸かるA東京は新潟を78―72で振り切った。栃木は川崎を89―62で退け、2連勝で準決勝進出を決めた。

▽準々決勝第1戦(沖縄市体育館、3399人)
名古屋D(西地区2位)1勝
 69―53(21―4,20―12,17―16,11―21)
キングス(西地区1位)1敗



◇気持ち先走り、連係乱れ


CS準々決勝 キングス―名古屋 第2Q 豪快なダンクシュートを決めるキングスのジェフ・エアーズ=27日、沖縄市体育館(ジャン松元撮影)

 名古屋Dの強い気迫にキングスは序盤から一気にたたきのめされた。攻撃で無理にやり返そうとする気持ちが先走ってしまい、強みの堅守もぶれてしまって悪夢のような大敗を喫した。佐々宜央HCは「一人一人がバラバラ」という精神的な課題と「単純な戦術論とも言える。遂行力が低かった」と悔しがった。

 名古屋Dの梶山信吾HCが「最高のメンタルで最初から入れた」という相手守備に対して、キングスは攻撃の形をうまく作れない。タフ気味なシュートがリングにはじかれると、名古屋Dの素早い攻撃を許して第1Qは4―21と引き離された。リバウンドもなかなか拾えず第2Qを終えても16―41。重苦しい空気が続いた。

 「まったく攻撃していないよ。(HCを)信用しているか」。ハーフタイム、佐々HCは事前対策を実行しきれない選手に奮起を促した。第3Qから守備で少しずつ立て直し始めると、リバウンド数も増え、攻撃では岸本隆一や須田侑太郎が3点弾で会場を沸かせた。第4Qでは点は決まらなかったが、石崎巧や須田が連係を見せるなど追い上げを開始。金城茂之も活躍したが、反撃が遅すぎた。

 重要な初戦を落としたがジェフ・エアーズは15得点11リバウンドと大奮闘。「ゲームプランを遂行することで結果は付いてくる。過去を引きずらず気持ちをリセットして臨みたい」と、負けられない第2戦へ気持ちを切り替えた。

 (嘉陽拓也)


◇出だしでつまずいた

 佐々宜央HC(キングス)の話 出だしで大きくつまずいたその後に、粘りきれなかった。一人一人のやってやろうという気持ちをコーチとして制御できず、バラバラになってしまった。自分のコーチングの中で作りたくないチームのメンタリティーになってしまった。だが、まだ終わったわけではない。明日もチーム一丸となってチャレンジしていく姿を見せたい。

◇集中して入れた

 梶山信吾HC(名古屋)の話 最高のインテンシティ(激しさ)とメンタルで最初から集中して入れた。それに尽きる。でも、昨季(のCS準々決勝)は1試合目勝って、2試合目負けた。明日も勝つために気を引き締めたい。琉球がこのまま終わるはずがない。










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