【東】21日の東村長選で初当選した當山全伸氏(70)=が27日、村役場に初登庁し、職員らに拍手で迎えられた。10連休の初日に初登庁という異例の船出となったが、村の新たなかじ取り役として引き締まった表情で職員に訓示した。
26日までの前村長の任期に、改元も絡んだ大型連休が重なった。同村で大型連休に初登庁が重なった事例は「おそらくこれまでにない」(上原朝文総務財政課長)。自身の出迎えのために職員の休日をつぶすのは忍びないと當山氏はセレモニーを辞退したそうだが、幹部らの呼び掛けに応じて約40人が集まった。
職員から花束を受け取った當山村長は笑顔を見せつつも、やや緊張した表情で「村民目線で仕事に当たってほしい」と訓示。式後は早速、金城紀昭副村長や幹部職員と緊急事態の体制確認や引き継ぎに追われた。
新村長には、気を抜いてはいられない連休となりそうだ。