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「ファンの応援は戦力」 キングス、あすホームでCS準決勝 A東京とタフな試合に

集中力を高めながらウォーミングアップする選手ら=2日、沖縄市体育館

 プロバスケットボールBリーグ1部の頂点を決めるチャンピオンシップ2018―19(CS)の準決勝が4日、沖縄と千葉で開催される。西地区優勝の琉球ゴールデンキングスは昨季覇者のアルバルク東京と4、5の両日、沖縄市体育館で戦う。A東京は総合力の高いチーム。キングスはホームに駆けつけるファンとの総力戦で挑む覚悟だ。レギュラーシーズンの総失点数が少ない順にキングスが1位、A東京が2位とリーグで最も堅守のチーム同士の対決であり、タフな試合が予想される。

 キングスは2日、沖縄市体育館で練習し、ウオーミングアップを報道陣に公開。主将の岸本隆一はホーム開催の利点を挙げ、「ファンの応援は(キングスの)戦力に近いと思っている。タフな試合になるので力を貸していただきたい」と呼び掛けた。

 A東京は馬場雄大らのインサイドアタックや外国人や日本人ビッグマンの連係も強い。

 守備はスティールやブロックショットなど個々の能力の高さに加え、チーム全体ではターンオーバー数がリーグ17位の568とミスが少ない。キングスも608で15位と昨季より大幅に減少している。負けたら終了のCSでは高い遂行力が求められる。

 岸本はA東京を「崩れないチームで40分間やるべきことを徹底する」と分析する。守備対策は「起点のピック&ロールを展開される前に厳しく守りたい」とした。準決勝の第3戦で膠着(こうちゃく)状態を破る活躍をし「自分の得点が空気を変えられると自覚している」と岸本。強度の高いA東京の守備に対して「大事なのは先手。相手に守られるか、こちらから先に攻めることができるか、です」と言葉に力を込めた。 (嘉陽拓也)


アグレッシブ前面に  <佐々HC一問一答>


選手に指示を出す佐々宜央HC=29日、沖縄市体育館

 準決勝を前に佐々宜央HCが取材に答えた。

 ―準決勝への思いは。

 「A東京戦に向けて戦略、戦術が頭いっぱいでこの2、3日寝てないが、今日の練習では選手にうまく伝えられた。一区切り準備が終わり、あとは気持ちの面になる」

 ―A東京への対策は。

 「(A東京の)ルカ(・パヴィチェビッチHC)は基礎を徹底してくる。僕的にはひねるところを入れたい。そのひねりの要素がどれだけはまるかが大事。ただ、一番大事なのはアグレッシブにフィジカルにやること。どんな戦術よりそれが大事。相手のエナジーを受けずにこちらから出していきたい」

 「ルカはヨーロッパのバスケというか4番(パワーフォワード)ポジションが命。彼らの調子の上がり下がりも響いていくる」

 「警戒するのは馬場雄大のスティール。(素早くて)消えるんすよ。やる雰囲気ではないのにいきなり出てくるのでチームとして警戒したい。リバウンドに関してはうちも気持ち出ている。名古屋D戦で名前が出なかったが須田侑太郎のリバウンド。対応の速さと転がるボールへの速さが他の選手にも影響されると、いけると思う。そこっすね勝負は。ルーズボールで主導権を取れる可能性はある」

 ―A東京とホームで戦うのはCS前から望んでいた。

 「A東京は個人能力が高いがチームで作ってくる戦術。(2017年に日本代表のアシスタントコーチとして当時HCだった)ルカの下で働いていたので、気にしてるのは『知っている』という慢心にならないこと。繊細な部分です。知っていることを利用する形にならないようにしたい」

 ―ファンへ。

 「楽しみながらエキサイトして乗り越えていきましょう」


琉球新報ホールでキングス準決勝のパブリックビューイング 4日午後0時半開場 観覧無料、予約は不要

 琉球新報社は琉球新報ホールで、Bリーグチャンピオンシップ2018―19準決勝のパブリックビューイングを実施します。昨季覇者のアルバルク東京をホームで迎える重要な第1戦です。多くのブースターと共に応援しましょう。


 とき=5月4日(土)午後1時10分~試合終了まで(開場午後0時30分)


 ところ=琉球新報ホール(那覇市泉崎1の10の3)


 観覧は無料。申し込み・予約は不要。参加者多数の場合、入場を制限する場合があります。駐車場は近隣の有料駐車場をご利用になるか、公共交通機関でお越しください。ホール内は飲食不可。


 準決勝第2戦以降のパブリックビューイングは予定していません。









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