ゴールデンウイークも後半に入り、本島北部など各地への行楽客が増え、交通渋滞が激しくなっている。恩納村安富祖から名護市世冨慶の国道58号では3日、断続的に最大で18キロの渋滞が発生した。日本道路交通情報センターは「例年3~5日に最も渋滞が発生する。渋滞のピーク時間は天候や事故などで前後する。体調や車の点検整備に気をつけてほしい」と安全運転を呼び掛けている。
那覇空港から名護バスターミナルを結ぶ路線バスは、渋滞の影響で約1時間20分遅れた。運行する沖縄バスは「渋滞のピークを避けて、少しでも早い便を利用してほしい」と注意を促している。
日本道路交通情報センターによると、沖縄自動車道では午前7時すぎ、北向け車線で混雑が始まり、許田インターチェンジ(IC)の出口は同11時すぎに、最大約6キロの渋滞が発生した。渋滞解消は午後2時ごろになった。
南向けの渋滞は午後3時ごろ、名護市の国道58号で混雑が始まり、午後6時半ごろ、最大で約4・5キロの渋滞になった。