きょうゴーヤーの日 中部農林生徒が苗200本配布 「育てて、おいしく食べて」


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ゴーヤーの日を前に苗を無料配布する中部農林高校の生徒ら =6日、宜野座村の道の駅ぎのざ

 【宜野座】8日の「ゴーヤーの日」を前に沖縄県立中部農林高校園芸学科の生徒らが6日、授業で育てたゴーヤーの苗約200本を宜野座村の道の駅ぎのざで無料配布した。生徒たちが元気に「私たちが育てた苗です」と声を掛けると、家族連れなどが笑顔で受け取っていた。

 同校は毎年ゴーヤーの日に、ゴーヤーの普及を目的に苗を配布している。今年は生徒たちが4月中旬に種をまき、育て方やレシピを1枚にまとめた紹介文も用意した。プランターなどで栽培し、順調に育つと6~7月には実がなるという。

 この日は2、3年生9人が参加。配布前から行列ができる人気ぶりで、約30分で全ての苗を配り切った。

 3年の仲村蓮菜さん(17)は「発芽率がよくなるよう一つ一つ皮をむいて植えた。支柱を立てて網を張るとツルが伸びやすく、よく育つ」と栽培のポイントを語り、「チャンプルーなどにしておいしく食べてほしい」と話した。

 8日午前10時半から、うるま市のうるマルシェでも苗を配布する。