5(ゴ)と8(ヤ)の語呂合わせで「ゴーヤーの日」の8日、沖縄県糸満市のファーマーズマーケットいとまん「うまんちゅ市場」でゴーヤーの消費拡大を目的としたセレモニーが行われた。
真壁こども園(糸満市)の園児がゴーヤーダンスを披露したほか、野菜ソムリエが調理したゴーヤー料理の試食が行われた。午前11時58分には「いいゴーヤー」にちなんで、ゴーヤー580本が1本58円で販売され、多くの人でにぎわった。
JAおきなわの大城勉理事長は「待ちに待ったゴーヤーの季節が来た。夏バテに効果的で、今は全国で食されている。県産の消費拡大に取り組んで行きたい」と話した。野菜ソムリエの料理を味わった玉城信子さん(73)と、宜野座君枝さん(68)は「ゴーヤーとスイートコーンのかき揚げがおいしかった。いろいろなゴーヤーのレシピを学べて勉強になる」と笑顔を見せた。
県は1997年にゴーヤーの消費拡大のため5月8日を「ゴーヤーの日」と定めた。「裏ゴーヤーの日」である8月5日まで、県内外へゴーヤーのPRを行う。