沖縄の高校生の関心1位は「医療・福祉」 観光は2位に 求人情報誌が3037人に調査


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 求人情報雑誌「アグレ」を発行する求人おきなわ(那覇市、大里一雄社長)は8日、県内の高校生3037人に「興味のある産業」について聞いた調査結果を発表した。1位は「医療・福祉介護」で21・9%を占め、「観光」の19・8%、「情報」の11・9%が続いた。

 将来や仕事についての情報の入手先(複数回答)は「保護者」(67・0%)が最も多く、「インターネット」(50・0%)、「学校の先生」(35・6%)の順だった。

 興味のある産業について、医療・福祉介護を選んだ学生は「人と関わったりサポートすることに興味がある」「自分が困ったときに助けてもらった」などの理由を寄せた。観光を選んだ理由には「自分の島の魅力を伝えたい」「いろいろな国の人と関われて楽しそう」などの回答があった。

 無回答が12・2%あったが、その中で「公務員志望」との回答も多かった。

 調査は、求人おきなわが県内16校で実施した「進路サポートセミナー」を受講した高校生3037人を対象に行った。